睡蓮から、プラーナのおすそわけ。
この、堂々としている存在感。
そのプラーナをおすそわけしてもらいました。
池や沼のなかに根をはり、
こんなにも美しい花を咲かせる「睡蓮」です。
花びらはぷりぷりみずみずしくて、
黄色のおしべやめしべは、ゆっらゆら揺れていました。
ヨガをおもわせる花として、「蓮の花」がモチーフとしてでてきます。
睡蓮と蓮は、共通するところも多いのです。
この蓮の花、睡蓮もそうですが、泥がなくてはきれいな花が咲きません。
この姿を人間にもあてはめて、
泥のなかにこそ、成長する要素がたっぷりあり、そこを乗り越えてきれいな花を咲かせる、そういった意味合いです。
このイメージが強かったので、この花をみたとき、
「あ、蓮だ!」と喜んでかけよっていました。
家に帰って、調べてみると、
どうやらこの子、「睡蓮」の花でした。
とっても蓮と似ています。
見分けるポイントは葉のかたち。
蓮はまんまるで切れ込みがないですが、
睡蓮は、切れ込みありです。
そして、水面より高いところで咲くのが蓮。
水面のすぐ上で咲かせるのが睡蓮です。
両方とも、抽水植物といって、水の底の土や泥に根を張り、水面に葉と花を展開させます。花も同じ性質があって、日中に花びらが開き午後になると閉じます。
これを3日繰り返して、花の寿命はおわり。
・・・なんともはかないですが、全力で咲いている姿がとってもきれい。
夏場はいくつもつぼみが繰り返して花を咲かせるそうなので、
いまの時期にぜひぜひ見てほしいです。
岡山の運動公園、
睡蓮の名所だと勝手に思っています。
この睡蓮ですが、名前の由来にも納得しました。
花を開いて閉じてを3回繰り返します。
人間のサイクルに例えて日中、目覚め、夜、眠るというところから、
「睡眠する蓮」で睡蓮だそうです。
またまた愛着がわきますね~
しっかり睡眠をとって、きれいな花を咲かせるところ、
まるで人間と同じ。
じゃあ、人間も3日しか生きられないよ、というとどうでしょう。
時間は有限だと、頭ではわかっているのに、
そういわれると、目をそらしたくなってしまいますね・・・
それなら1分でも心地よく、いいなぁ~と思うことを寄せ集めていきたいと思うのです。
それならわたしたちにもできるのではないかな、と。
仕事していても、家事をしていても、育児をしていても、
どんなときでも
自分がありのままで、心地よくいられるように。
自分らしく咲ける場所を探してみるのも、わくわくしますね。
ちょっとした心の持ちようかもしれませんね。
ではでは今日も、心地のよい初夏の日をお過ごしください♪
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