「イヤシノウタ」と、ヨガのガイドに通ずるもの。
表紙の帯に書いてあることば、
「みんなが、飾らずむりせず、自分そのものを生きることができたら、世界はどんなところになるだろう」
に惹かれて購入しました。
吉本ばななさんの小説は好きで本ももっているのですが、
てっきり小説かなと思って『イヤシノウタ』 購入。
本の3分の一くらいまで読んだところで、ようやく小説ではなく、
実は吉本ばななさんの人生で感じたことすべてがまるごとつまっていたエッセイ本だということに気づきました。笑
小説のような世界観、きれいなんだけど、普段は読むことはめったにないです。
それよりも、その人が生きるこの世界での記録が好き。
短いお話がたくさん詰まっていて、どれもこれも、実体験から導かれることばと思いと世界の見え方なんだなぁと思うと、
胸の奥があたたかーくなるような、やんわりとほぐしてくれる本だなぁと思いました。
朝いちばんの時間にパソコンすると、どうも目がらんらんしてしまうので、
朝ごはんのあとは、
ネトルのハーブのお茶をのみながら、この本を大切に読んでいます。
ちょうど、太陽の光が部屋いっぱいにはいってきて、
小鳥がちゅぴちゅぴ鳴いていて、
当たり前にあるこの穏やかな時間、その瞬間も、
周辺の環境の変化や自分の変化でいつまでもあるわけじゃないんだと、改めて思えました。
わたしは物語のようなmiyuki先生のヨガのガイドが好きで、
そこには先生の生き方すべてがつまっているような気がしているから惹かれるんだろうなぁと思っています。
イヤシウタを読んでいると、似たような感覚を覚えました。
知識を与えるのではないのに、
(きっと豊富な知識や経験が詰まっているからこそ豊かに感じられるものなのだとは思うのですが)
心がまぁるくあたたかくなるような、届く人には届く、
そういう伝え方があるんだなぁと思いました。
サントーシマ先生もそうでした。
膨大な知識と経験の背景をもちながらも、やわらかく、胸の奥をほぐしてくれる口調と表情、芯のあるまっすぐな瞳で届けてくれます。
ただ、思いをこめて伝えてくれる。
気づくのは、自分次第。自分で気づかせてくれる、ありがたさ。
気がつけば、こうした伝え方をされる方に惹かれている。
あぁ、そっか、
わたし、自分が気づいて自分を分かってあげられることも好きだし、
だれかに、私を通して、少しずつでも気づくことがあるといいなぁと思ってるんだ。
その手段がヨガを伝えることなのかもしれないし、
暮らし方や感じたことを伝えるこのブログなのかもしれない。
(どおりで、当時の就職活動や仕事辞典にピンとくるものがなかったわけか・・・と妙に納得。)
本を書いちゃうかもしれないけど。
(新月のおまじないで1年前にたてた、3年後なりたいわたしのひとつです)
皆既日食のおまじないの記事▼▼
新月、皆既日食のおまじない。 - ヨガのある暮らし。 Om shanti...
おまじないのときは、漠然といつか本だしたいなと思っていたけど、
今ならわたしにどんなことが書けるのか、すこしだけ見えた気がします。
ほんの少しだけ。
感じたことを日記にメモをとるのは習慣なのですが、
これを人に話すとなるとまた勇気がいるんですね。
思いを文字にこめるのはわりと気兼ねなくできるようになってきたのですが、
声にのせると、声も震えて恥ずかしさもでてくる。
思っていることの半分でとめとこうかな、と思ったりもする。
だけど、笑わずにうんうん、と聞いてくれる旦那さんには
今言っとかないともったいない、とか思って全部言っちゃう。
そうすることで、また自分を認めてあげる。
自分の想いを出してしまったほうが、引き寄せもはじまるとおもうんですね^^
旦那さんが教えてくれたこの記事、夜中にベッドで爆笑していたらしい。
タイトルのつけ方はこの記事で勉強します。
しょーもないけど、ぷぷっと笑えて元気がでます。
「イヤシノウタ」にはじまり、なにがなんだか、ですが、
ではでは今日もよい一日をお過ごしください♪
こちらでも読めます▼▼
著者インタビュー|吉本ばなな『イヤシノウタ』特設サイト|新潮社
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