ヨガのある暮らし。 Om shanti...

岡山で、シヴァナンダヨーガとボイスヒーリングの小さな教室をしています。ヨガもボディワークも、 唄(声)も取り入れて、 それからざっくばらんにお話も。 ありのままのボイスや体をツールとして、「わたし」に還るヒーリングの時間。いつだってシンプル。毎日はちいさな幸せのつみ重ね。

【イベントのレポート】9/18キールタン、騒動ありつつも無事に音を重ねられました〜。

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9月18日、キールタンの会、

無事に終えることができました。

 

 

同じ空間で声を合わせてくれたみなさんがいてこその

キールタンです。

 

 

お一人お一人の顔を見ながら

わたしはとても幸せでした。

 

 

自分が唄えていたことが

ミラクル。

 

 

 

いやぁ〜キールタンの前に起こる出来事、

 

今回も派手でした。

 

 

 

キールタンを控えた二日間は

 

まったく声が出せない状況

でした。

 

 

 

11日に熱が出て、喉から出てきた血のかたまりみたいなモノ。

 

どうやら声帯を痛めてしまっていたようです。。

 

 

声帯に傷が付いていたとは知らず、

ガンガン唄う。

声の振動に物足りなさを感じる。

(声帯が傷ついているため振動が満足ではないが、原因に気づいていない。

でもうまく唄いたいエゴのかたまり。。

声が枯れる。

 

 

そして、あっという間に

話すこともできなくなりました。

 

 しょぼん…

 

 

これがキールタンの二日前の出来事。

 

 

本当にどうしよってなりました。

 

 

 

宇野のおしごとは急きょ旦那さんに行ってもらうことになり、

わたしは旦那さんの実家でゆっくり過ごさせてもらい、

とにかく喉は絶対安静。

 

 

 

 

話さない、話せない。

 

大きく息を吸うとコントロールできず、むせる。

 

恐る恐る声にしようと思ってみても

予想外の高さの音程で出てきてしまう。

 

 

 

キールタンの前日も吸う息はコントロールできず、

むせる。

でも、音程は取れないし、かすれていたけど

 

なんとか声は出せるようにはなってきていたので

一晩の回復を信じてまた寝ました。

 

 

でも、ずっと寝ていたので

寝れず。。笑

 

 

キールタンではみんなの声がサポートしてくれる。

というか、みんなの声があってこそ、

わたしがアレコレ押し付けて出しゃばるのは違うのかもしれない。

 

 

 

「私がうまく唄う必要はどこにもないんだ」

と本当に、そう思った。

 

 

 

リードする上で、少しでも上手に唄おうとするわたしのエゴが大暴れして

今回の声帯損傷になったんだろうなぁ。

 

 

だからいつもキールタンの前には

こうしてブレーキがかかる。笑

 

 

 

 

迎えた当日、

不思議と唄えたのです。

 

 

参加してくれた方からも

「言われなかったら分からなかった、

前回より声が深くなってる」

 

とも言ってもらった。

 

 

 

 

うまく唄うことは

頭の中からなくなっていて

どこかにいってた。

 

 

ただ気持ちよく唄うことしかなかった。

 

 

 

何より嬉しかったのは、

 

「想いが伝わってきたよ」

 

と言ってもらえたこと。

 

 

「リードするさなちゃんの想いにどうやったら自分の声で想いを返せるかなぁと探りながら唄っていたよ、アヒルの子供になった気分でゆだねていました〜」

 

と言ってくれました。

 

 

声帯は痛めてしまっていたから

もう想いしかないな、と。

 

そうおもっていて、それが伝わっていたのが何より嬉しかった。

 

 

(わたし自身、リードしながら涙が流れたのは今回が初めて。

悲しみとかではなく、とても綺麗な景色を見ていた気分でした)

 

 

わたしが体験して気づいたことを織り交ぜて、

【ボディワークありのキールタン】をすることも叶った。

(これは次回もまたちょこちょこやりまーす!)

 

 

 

一緒に心を寄せて

声を寄せてくれた方

 

本当にありがとうございました。

 

 

小さくても確かにここに

暖かくて優しい時間が流れていたことに感謝いたします。

 

 

 

 

ヒトの進化の過程で海から陸に上がってくるとき、

自動のえら呼吸をやめてまで肺呼吸にしたのは

「ことばを話すことを選んだから」だと、教わりました。

 

答えはわからないけど、そうなのかもしれないなぁ。

 

 

声帯での空気調整がままならないわたしの喉は

吸う息をコントロールできないだけでもむせてしまう。

 

 

気持ちがことばにならないもどかしさ。

 

 

コミュニケーションの道具として、なんてことない会話も

本当に意味のあることなんだと思った。

 

 

突然ことばを失った数日間、わたしのコミュニケションツールはとても貧相なもので。

 

体のなかもシーンとしてしまっていた。

 

 

 

数日間ではわたしには

ことばの代わりになる振動を見つけられなかった。

 

 

ほとんど耳が聞こえなかったベートヴェンは歯でくわえた棒からの振動でピアノの音を聞いていた、とも言われています。

 

だから振動だけは必ずあるんだと思う。

 

 

普段当たり前にことばを使っていること、

ことばを話すための声帯の振動の不思議さ、

それを自然に身につける人間、

食べ物が気管に入らない仕組みも改めて気づいた。

 

 

音としてのことばも

音のないことばも

 

すべてが絶妙なバランスで成り立っている。

 

 

 

何か新しいことをやろうとすると必ず学ぶことがある。

 

 

そして、

わかった気になっていても

わかっていないと何度も何度も味わうことになることもある。

(キールタン前の騒動、これで終わりだといいんだけど。笑)

 

 

 

音や振動のある世界はとても綺麗です。

 

 

その世界に生きているわたしは

もっともっと味わっていきたいと思いました。

 

 いつもたくさんのギフトを

ありがとうございます。

 

 

次回、またご一緒しましょうね。

 

 

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